SERVICE

音響効果という業務のご案内

  • 業務内容

    演劇や映画から発祥した効果音の専門家です。現在は主に映像(劇場映画作品、TVシリーズアニメーション、CDドラマ、ゲームムービーのカットシーンやPVなど)に付与する音響効果を担当しております。

  • 効果音って?

    ジャーン! バーン!といったものを想像されるかもしれませんが、効果音の仕事のほとんどは目立たない役割が占めています。
    映像作品では、セリフがあります。つづいて物をいわぬセリフともいえる音楽があります。3番めに効果音。逆に、台詞と音楽以外のすべての音が担当です。

  • 画面のむこうの"心"に響かせる。

    当社が追求していること。それは大きな音量で聴いてみれば、ゴーーッと鳴っているだけのような部屋の空調の音(環境音)すらも、音圧感や音の密度や解放感、音量やトーンがシーンや登場人物の心情、音楽に合っているか?を全体の流れからカット単位、シーン単位、音1つ1つについて気を配り、考えます。
    テーマや監督の思い、演者のハートのような直接コトバにならない空気感、舞台設定の説得力を音の表現で補完・強化・創造し、映像作品の価値向上に全力を注いでおります。

  • なぜ効果音が必要なのか

    実写作品では映像の撮影とともに音声も収録されているのではないか?効果音なんて必要あるのか?と思ってしまうのではないでしょうか?

    しかしながら、撮影現場においては撮影機材や電源発電機をはじめとする騒音源が切り離せなかったり、多くのスタッフが関わる現場で狙い通りの音のみを収録するのはとても難しいのです。
    カットごとにバラバラに撮影された音声はそのままではぶつ切りでとても不自然になります。土台をつなぐ環境音を引くことで、一連のシーンとしてセリフを自然に聞かせることができます。地味な環境音ですが、四季を説明したりする上でもなくてはならない種類の音の1つです。

    映像の見た目はとても重厚な大理石の床であっても、実はスタジオセットで美術さんや大道具さんがペイントして仕上げてくれたセットということもあります。質感向上のために足音を本物の大理石で録った音に入れ替えたり、拍手の人数を増やしたり、効果音を加えたほうがよいケースも多々あります。

    CG作品やアニメーション作品では映像と同時に収録した音声はないので、音の世界はゼロからのスタートとなります。SF、ファンタジー、空想的な乗り物の音、怪獣の音。威容を音で提示し体験し、楽しんでもらうこと。それは効果音の技術です。

  • 弊社の技術背景は自然現象に寄り添う感受性

    知識や体験の集大成からさまざまな音の創造ができることは我々の仕事の喜び、楽しみの1つでもあります。
    表現のための現代の音響機材への技術的なスキルは当たり前として、感性を通じた表現としてはダイナミックかつ時に繊細で、芸術的なセンスも要求されます。音へ影響するあらゆる事象、季節感や時間帯、生態系や歴史。文化や地質、むつかしいことばでは共振周波数や音響心理、音響技術。こうした森羅万象へ好奇心をもって常に吸収し深く観察して学習し、仕事に生かすセンスがとても大切で、最後はそこにいきつきます。とはいえ、極限まで理論的に音を追求したところでたった一度、耳で聞いて不自然ではないことが良きとされる儚い表現。その儚さに寄り添っていられる繊細な感受性こそが弊社の強みです。

  • コトバにならないものを目に見えない音で表現する。

    人間の動作で出る足音や衣擦れの音。よく耳を澄まさなければ聞こえてこない音ですがこうした音があることで登場人物の実在感が際立ちます。こうした音は我々が画面の中の俳優やアニメーションの人物になりきって動作を同じように演じております。グラスを1つ置く音、1歩だけ踏み出す音においてもその役とその時の気持ちを音に込めます。

    お客様、視聴者は生まれながらの"自然さを聞き分ける"プロ。音響効果の仕事は完璧な仕事ほど後から付けたような違和感のない自然な仕上がりとなります。音の物語を楽しんでいくための縁の下の力持ち。効果音は今、サウンド体験の底辺を支えるかかせないものとなっています。

  • オトナリウムのしごとへの向き合い方

    当たり前のこと、人に、音に実直・誠実に。
    つながりや信用をたいせつにしています。
    多様なフォーマット、限られた条件の中であらゆる音を聴きながら、瞬時にまとめあげるバランス能力、客観視できるセンス。音への誠実さ実直さの姿勢を貫くこと。作品世界に没頭し、まさにその世界から音の鳴りが産まれたような音の表現を心がけております。

COMPANY PROFILE

代表プロフィール

倉橋裕宗
Hiromune Kurahashi

1979生まれ。
国士舘大学経営学部卒
Canterbury Christ Church College International studentコース満了。(イギリス)
2008年文化庁 新進芸術家海外研修制度、在外研修員に映画部門、音響効果で1年間研修。(フランス・パリ)

在外研修歴のある録音技師の先輩諸氏から助言を賜りイギリスに留学。
留学時にフランス映画界方と接点ができ、後に文化庁の在外研修員として師事。
イギリス留学から帰国後、(有)サウンドボックスに入社。
2015年にサウンドボックスを退社し、株式会社オトナリウムを設立。

在外研修について

文化庁が行っている芸術家向けの助成制度。航空券以外はほぼすべて自分でマネジメントし、研修中は文化庁に報告書の提出を行い、文化庁からは期間中の助成金をいただける、という制度。
私は2008年文化庁 新進芸術家海外研修制度の在外研修員に映画部門、音響効果として応募、選考を経て任命。

私のテーマは日本の伝統的なポストプロダクションの現場と、フランスをはじめ海外の状況を学習して両者のいいところを合わせたようなハイブリッドな新しい道を見つけたい、というものでした。研修地はフランス、パリにてKen Yasumoto氏に師事しフランス映画の音響効果の現場で研修に入りました。

 アメリカ、ゴールデンリールアワード音響編集賞の受賞経歴のあるKen氏(2000,ジャンヌ・ダルク)、研修中はその師匠筋となるVincent Tulli氏の撮影現場にも同行させていただきました。Vincent Tulli氏はリュック・ベッソン監督の多くの作品を担当。Ken氏はフランス映画という枠組みにとらわれずアレキサンダー、サイレントヒル、バビロンA.Dといったアメリカ資本の国際的作品にも参加した経歴の持ち主です。
日本でも有名な作品(アメリやTAXI、レオン、ハリーポッター)に携わった多くのエンジニア、サウンドデザイナーはフランスにて音にまつわるセザール賞(アメリカでいうアカデミー賞)を受賞したような方達ばかりの中で研修させていただき得難い影響を受けました。

研修生という末端の身分でありながら関わった作品がカンヌ映画祭に招待されるという稀な幸運に恵まれました。研修作品の『オーケストラ!』はその年のフランス本国でのセザール賞の音響部門を受賞、その後日本でも商業的に成功しました。このような幸運にめぐまれた一年を経て2009年に帰国。フランスでの影響の大きさを時間とともに感じながらその経験を日本の映像作品の音へ宿らせ、スクリーンの向こう側、TVの向こう側の心にのこる作品への一助となれるように、現在に至るまで努力しております。

Otonarium Co.,Ltd.

株式会社オトナリウム

代表取締役 倉橋裕宗
資本金 1,000,000円
設立 2015年
本社 187-0011 東京都小平市
事業内容
  1. 1.音響の企画、制作、販売および代理店業務
  2. 2.TV・ラジオ・ WEB動画・ムービー等サウンドデータ・デジタルコンテンツの企画、制作および販売
  3. 3.書籍・電子書籍・雑誌等各種出版物の企画、制作および販売
  4. 4.CD・ビデオ・DVD等各種メディア作品の企画、制作および販売
  5. 5.前各号に附帯関連する一切の業務

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