備忘録的なProTools UltimateとMacPro2019とか

works

この記事をシェアする
 
かなりの多忙でして・・・
いつもと変わらぬ効果音の作業に勤しんでます。
 
伝えたいことですとか、備忘録的に
書き留めておきたい事は有るのですが、、、
時間がありません。
 
topics.
・Pt2019はAVIDも認める大変危険なバージョン。
・そしてmacpro2019でのセットアップ 
 付随した具体的バグについて。
 (マルチモノベースで内部処理してる関係か?)
 
・求人にまわりのよくあるやりとり。
 情報として音響効果さんと音効さんの職種の違い。
 
・専門学校でオーディオやビデオのフォーマット、
 タイムコードやTVプログラム用のクッションについては教えて欲しい。
 (知らない子率が高すぎる。)

など
avid ProTools ultimate (以下PTと略)には

・いいかげんマーカーは最低5ケタまで増やして欲しい。
・マーカーをインポートする時のバグ。
 既存のインポートされるセッション上の空いているマーカーナンバーがあればそこに流し込まれる。
 それによってマーカーナンバーとネームが一致しなくなるバグ。を治して欲しい。

・致命的なバグがある(例えばPT2019)周りのバージョンをバグフィクスしたリリースがあれば、
 アップデートプランと関係なしに次のバグフィクスバージョンの使用は認めるべき。
 
そのあたりのことは伝えたい。
でも伝える時間が、ない!

Mac osとPTバージョンの動作環境の確認。
このリスト、ナレッジベースとか互換情報のあたりに
あるのですがなんと6月の後半にリリースされてました。。
(遅い!!)

いろいろごっちゃになってるんですけど
このタイミングでいろいろとはっきりしたバグ、
個人的に落とし穴だった重要点を忘れないように書いておくと・・

・movを扱う人は要注意。
・mojaveの人は要注意確認必須。
・catalinaの人も要注意確認必須。
・特にPTのversion、7.xとか8とか9とか12とかを使って
 セッションのデフォルトを使いまわしてきた人は要注意なのが
 ステレオのバスを片チャンネルずつモノラルで使ってる人。
 →モノラルバスを作って、使ったほうがいい。
 →mojave , Pt2020環境で再生不可能になったり 
  オフラインバウンスができなくなったりするバグがあります。
     動画を撮ったのですが上げる時間なし・・。
 セッションの重さとかまったく関係ないです。
 オーディオなんて1つもなくても固まりますので。
 
  ステレオバスに梱包されてるモノバスをそれぞれに
 マスターフェーダーを立てる。まではいいのですが
 プラグインをアサインした段階でぴくりとも動かなくなります。
 オフラインバウンスも固まります。
   これはPt2019.3 2019.10あたりで起きて
 Pt2020環境、catalinaで顕著になります。
 これはPTがそのそもマルチモノベースで内部処理をしているからなんだと思います。
 それぞれのモノにアサインされたプラグインの処理が整合性が取れなくなるんかと。
 
 公式の見つけられているバグで、レコーダーのマルチトラックファイルを
 マルチモノに変換しないと処理が・・みたいな記述があることからも。
 この問題がつきまとう。でもPTの得意分野のマルチチャンネルはこのマルチモノ構造に
 立脚している気がするので・・・。
 
 
 
Pt2019ではセッションインポートで違うオーディオを持ってくるバグがあります。
2019同士でおきるようです。これが起こるとコピー保存ができません。
しかもコピー保存に失敗した瞬間にクリップが置き換わることを確認しました。
つまりそのセッションを再度あけるとすでにバグっているので、
セッションバックアップから開き直す必要があります。
Avidではレンダーファイルが無くなった状態にするとかなんとか
fixの方法が書いてありますが、不正確だと思います。
 
上述的理由からPt2019はヤバいです。
少なくともPt2019環境を、複数PTがある環境に組み込んではいけません。
その前後に、クラウドセッションでデータが消える。
というとんでもないヤラカシをして2週間ぐらいで緊急アップデートが
あったわけですが、あれ並にヤバいです。
 
 
※かなり深刻な話なのでご自分の環境を正確に把握して動作環境を確認してください
 私のこの情報は正確ではないし何かを保証するものではありません。
 
既知なこと
・新型MacPro(MacPro2019)の環境固有の問題?としてQuickTime系のビデオサポートが完璧ではない。
 (.movファイル) この問題は2020.3からなのか?要確認だがもはや若干どうでもいい。
・Pt2020.5からMacPro2019はサポートされてるけどサポートされてるOSのバージョンは
 15.4は除外されてるので要注意。15.2  15.5 はOKという謎仕様。
・Pt2020系とPT2019系は別物。別物なのでワークスペースの更新を訴えて来てwork spaceの互換性はない。
・Pt2019までとPT2020だとPTのためのMACの最適化方法が異なる。
 上記のワークスペース処理はspot lightに任せるようになったようす。
 今までとまったく逆の、spot lightはONにしなければならない、とか多々。
 
・新型MacPro(MacPro2019)でセッション張り込み済みのムービーがファイル名と
 違う古いものを読んで再生されるバグに遭遇。(キャッシュなのか?)
・新型のmac miniがmojave環境だったためにPt2019にした。している方は
 少なくないと思われるが信じられないようなバグがあるため、Pt2020に
 したほうがいいと公式にアナウンスされているし、Pt2020にして問題ないです。
 明らかにビデオ周りと操作のパフォーマンスは向上します。
 だが、ぜったいにOSは上げてはいけない。
 mac os14.xがPt2020でもサポートされているのでcatalinaに上げないのが吉。
と私は思います。
 
・そもそも新品macを買うとOSは無条件に工場生産時の最新のものになってる。
 (バージョンを知る方法はないので、知りたければ中古で判明しているものを。)
 リファービッシュ品も同様。
 
・うちのMacPro(MacPro2019)は6月上旬注文で納期10日前後、
 OSは15.2で来た。
 
・結局、適度なOSのバージョンのmacをどのタイミングで買うか。
 それがPt的にサポートされてるのか、近々サポートされるのか。
 
このあたりの運というか予測要素がULTIMATEすぎる、プロの道具すぎます。
 
 
そして mac os 15 catalina。
Genelec のGLM 3.x サポートしてません。未対応です。
インストールでコケます。
 
これ、避けるのはglm3xが動く別のPCを用意して回避できることを
業者さんに教えてもらい、確認しました。
プロファイルデータは旧環境なりからコピー引っこ抜いて、ロードできるので、
macbookでもmacbook proでも、glm用にして動作はします。
現状、7月頭ぐらいにgenelecの本国サポートからベータバージョンのGLM4.0の
連絡もらってますが(catalina 対応版)時間がなくて動作確認もインストールもできてません。
本国の公式フォーラムだかにサポートのメールアドレスがあったと思うので
(カタリナ対応おっぇせええええええ!!!と皆文句言ってます。)
そこにベータでいいからおくれやすぅううーー!とメールを出すと
送ってきてくれると思います。
 
ただ、次はナンバリングアップデートの 4.0なので
おそらく3.xまでのセットアップファイルは使えないと思うんですね・・・。
ただ、今までのmac osの環境などの下位互換などはサポートちゃんと
目指した。的なことを書いてあったので、そのあたりはしっかりしているかもです。
ダウンロードしただけなので、責任もてませんけども。
ベータ版入れる場合は何がおこるかわからないので、自己責任&タイムマシーン等で
バックアップはしてくださいまし。
 
あ、それと
macpro2019の内部にHDXカードを装着する際、電源ケーブルの
コネクタ場所、左の方のすっごい暗くてわかりづらい場所にあります。
(わりと、このあたりの情報がappleの公式にもavidにもないもんです)
 
(HDX1枚なら5番スロットから。2枚以上の人、ビデオカードをsli?クロスファイア?
してる人は、電源ケーブル長が足りなくなる可能性があるので要確認。
appleで売ってるbelkinの7千円のもの買う必要あるのは3枚目からの人だけなのか?)
 
箱の蓋閉めないと電源キー押せないので、面倒でも締めて動作確認する必要有り。
肝心のパフォーマンスとしては・・・・
んーー・・・ prores フルHDでatmosのトレーラーセッションとか。
短くてもやっぱり止まったりするって・・・。
と思ってます。
 
いや、むしろ今のグレーのmac miniはかなり優秀。
5.1までならなんら問題なくて、Tb3でM2.ssdなんかで作業スペース
こしらえればハッピーだと思います。
 
ミキサー機、音楽、セリフ出してrecもかける。
とかはめちゃくちゃ余裕の様子でしたのでその点はいいかも。
ですが100万円近くかけるコストパフォーマンスがあるかというと
mac miniのほうが回収が早い感じは否めない。
ビデオは強まってるし、ビデオ出しできる回線数も増えてるわけなので
そのあたりの用途たるや結局の所、現実的にこれ一択・・・。
 
ProTools UltimateをHDXで。となるとmac miniはsonnet の
シャーシが+6万円みたいな形で必要にはなってしまうのですが
(mac proならHDXカードは本体に内蔵できる)
すでにシャーシを持って運用している人が mac pro2012とかから上げるとすると
mac mini はTb3で mac pro2019も tb3なのでそのあたりの
互換性、親和性は非常に高いことはお伝えしたい。
 
結局、2,3万円するtb3ハブに7千円ぐらいのtb3ハブも。
みたいな流れにはなるんでしょうけど、どちらでも使える。
tb3 は tb2に変換するケーブル・コネクタもありますので
万が一のバックアップ環境も担保可能。
 
mac pro2012とmac miniだと体感でも3~6ヶ月で
ペイするぐらい作業速度は違うかも・・。
ビデオが弱かったので・・・。
 
 
 
 
この記事をシェアする

一覧へ戻る